[aoiro-club] 絵本との出会い

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美しい絵本、楽しい絵本を、紹介していきたいと思います。

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絵本との出会い

幼い頃、私は絵本が大好きでした。しかし、私が絵本を買って欲しいとねだっても、両親は、ほとんど、絵本を買ってくれませんでした。

私が幼い頃は、家の経済状況もあまり豊かではなく、絵本の値段も、現在と比べて相対的に高価だったのかも知れません。つまり、絵本は贅沢品という位置づけだったのかもしれません。それに、両親の絵本に対する評価(思い)も高くなかったのかも知れません。

結果として、私は限られた絵本を、毎日、ひとりで見て(眺めて)いたのでした。その頃、図書館というものを知っていたら、状況は少し違っていたかも知れませんが、幼い私には、知る由もありませんでした。

その後、私は結婚し、子供ができましたが、自分の子供には、好きなだけ絵本を読んであげようと思いました。
そして、買った絵本が、50冊程度、図書館から借りて読んであげた絵本は、その3倍くらいには、なると思います。

絵本の必要性

子供にとって、絵本は、必需品です。
絵本を子供に読んであげることで、親と子の触れ合いが生まれます。
物語を耳で聞きながら、描かれている絵を見ることで、豊かな感性や、想像力を育むことができ、結果として豊かな人間性も育てる事ができるのです。
子供が成長し、絵本を読まなくなったとしても、その後の読書の習慣が身に付きやすくなります。

良い絵本とは

良い絵本とは、どのような絵本をいうのでしょうか?

親が良い絵本だと思って買った絵本が、意外と子供には不評なこともあります。
立原えりかが文章を書き、永田萌が絵を描いた絵本があるのですが、とてもすばらしくて、買ってきてみたのですが、子供の感性には、少し、大人びて見えるらしく、あまり、喜んでくれなかったのです。しかし、その後、少し大きくなってから、その絵本の良さが分かったらしく、自分で楽しそうに見るようになりました。

良い絵本とは、必ずしも、子供が喜ぶ絵本ばかりとは、限らないのかも知れません。しかし、やはり、読みずらい本だと、読み聞かせに、親も苦労しますし、子供も素直には、熱中できません。
すらすら読めたり、リズミカルに読めたり、楽しくて、感動して、何度も読みたくなるような絵本が、良い絵本なのだと思うのですが、実際には、読んでみないと、良い絵本かどうかは、分からないことも多いと思います。

それでも、たくさんの絵本を読んでいくうちに、だいたいのことは、タイトルや絵の感じで、分かってくるものだと思います。